IQと受験の関係性

IQとは、知能検査の結果の表示法の一つであり。ウェックスラー式検査やスタンフォード改訂ビネー式検査などがあり、以下の式によって求められる。

記憶力、規則性発見能力、論理思考、認知能力などが求められ、ガードナーは、多様な知的能力を包括する多知能論を提唱し、

「言語的知能、論理的・数学的知能、空間的知能、音楽的知能、身体的・運動的知能、対人的知能、個人内知能」

 

の7種の知的能力を提唱した。

 

 

大学受験や資格検定試験などの受験では、多くが、参考書に記載された情報を暗記する暗記能力に依存しており、参考書の記述を正確に読み取る、「読解力」や「文章把握能力」が求められるとは言え、学習塾産業が発達した現代においては、多くが専門家のフォローを受けられるため、必ずしもこれらの能力を必要としない。

 

IQが生きる場所は、他者に依存せずとも生み出す多様な視点であり、例えば学説を生み出す、新産業の創造、1つの事象から多くの発見を生み出す視点にあると考える。

 

知能には、流動性知能と結晶性知能があり、流動性は暗記力、計算力など先天性が強いと言われる。暗記力は海馬の働きが関与し、計算力はGRIK1遺伝子などが神経伝達において重要な働きをしている。

 

一方、結晶性は過去の学習や経験則などが関与し、経験値が増えるほど引き出しも増える。

 

実際には流動性もトレーニングによってある程度は成長可能であり、高齢者の認知トレーニングや運動などがある。

 

しかし100m走を誰しもが9秒台で走れないように先天性の差は大きい。

 

 

先天的にIQの高くない人は学習や経験、思考や訓練などによって、時間に比例し伸ばすしか道はない

 

 

受験は多くがテキストや過去問から学ぶため理解力の点でIQが関与する

 

 

難しい試験に挑戦したい人は高IQでない限り時間を犠牲にするしかないのである